リューン~風の魔法と滅びの剣~ 自分用メモ1幕

リューン観に行ってきました。
始まる前は1回観れたらいいなぁぐらいに思ってたんですが、気がついたら大阪・刈谷・広島へ観に行ってました。このハマりっぷりに自分でも少し引いたけど、後悔はしてません。本当に観に行けてよかったです。
すぐ忘れてしまうので、自分が覚えておきたいところとか、好きだったところとか、気になったところを記憶が薄れないうちに書き残しておきます。自分用のメモみたいなものなので、リューンを観たことない人にはわからないところも多いだろうし、セリフとかもきちんと覚えているわけではないのでこんな感じかな~ぐらいのものです。あくまでも私がこう感じたってぐらいで読んでください。


まずはあらすじから。
公式HPより
幼なじみのリューン・フローとリューン・ダイ。
ふたりともに15歳。
リューン・フローは一角狼座の芸人、リューン・ダイは戦士の修行中。
ふたりはまるで兄弟のように仲が良い。
10年前のあの戦争で両親を失った。
ある日、ふたりは伝説の「滅びの剣」を見つけてしまう。
それによってリューン・フローとリューン・ダイの運命の歯車が狂い出す。
「滅びの剣」を手に入れようと軍勢を率いて現れた大国の長・ダナトリアは、村を焼き払おうとする。
リューン・ダイはその剣を手にし、敵も味方も関係なく皆殺しにして消えてしまう。
失意のリューン・フローは、友であるリューン・ダイを殺すための旅に出る。

 


○調和のシンフォニー
最初聴いたとき不思議な曲だなと思ったけど、ファンタジーであるリューンの世界に入っていくための曲ってイメージ。リューンの世界がぎゅっと歌詞に散りばめられてる。
フローとダイは椅子に座っていてゆっくり動き出す
フロー「僕たちが調和のシンフォニーを作っている」
ダイ「だったら教えてくれよ。どうしてこの世は戦だらけなんだ。どうして調和を踏みにじるやつが現れる」
ダイス「それは・・・」
戦争のフラッシュバックがあって、両耳塞いで苦しそうなフロー
ダイスが後ろからフローの手をとり、耳から手を外す
ダイス「それは簡単には説明できません」
フロー「(魔法使いが)絶滅ってことはもう一人もいないのですか」の言い方がすきだった。
ダイスにあんたは・・・と言ってフローリアに怒られるダイ
後ろからダイスの肩を持ち、「ダ・イ・ス・せ・ん・せ・い」と一文字ずつ顔を左右に揺らすダイ最高にかわいい
3つの魔法道具、空飛ぶ箒・明かりを灯す杖・未来を映す水晶玉
水晶玉を見てダイスが「もうすぐエルカがここに来ます」
本当に登場するエルカ。フローとダイとハイタッチするのかわいい
そしてフローリアに何を隠しているの!と怒られるエルカ
逃げるエルカと追うフローリア。いけいけ!と煽るダイがかわいい
魔法道具をバカにするダイ「水晶玉で見える未来なんてほんの少し先のことだし、箒なんてジャンプの補助にすらならないじゃないか」ぴょんぴょん飛ぶのかわいい。
「ほら」、を「ふら」って言ってる日とほらって言えてる日もあってどう使い分けてるのか不思議だった
フロー「おかしい。風が変だ」
風の音が聞こえる?
フロー「リューンって呼ばれてる気がする」
ダイ「俺には何も聞こえない」耳に手をあてて聞こうとするダイかわいい
ダイスにお芝居を観に来てほしいと頼むフローとちょっと嫌そうなダイ。
ダイス「あなたも出るそうですね」
ダイ「悪役だけどな」
フロー「普段から剣の修業をしてるから全然違う!普段はこんなんだけど(ふらふら~とした感じを全身で表現)、剣を持ったらほら!」ダイに剣を持たせるフロー。
フローに促されて剣を持って、アクション。あれ何て言うのかな?かっこいい
で、じゃーんって二人で決めポーズ(やぁーって感じで手を前にするやつ。伝われ!)するんだけど、刈谷ではダイが前で手をクロスにしてて、やぁーってしてたフロー慌てて合わせて手をクロスにしてたのかわいかった!
芝居を観に行くと約束し、捌けていくダイス
ダイ「俺たちの里はどうなっているのかな」
戦争のことを思い出して、思わず耳を塞ぐフローに「耳を塞いだって聞こえなくはならないよ。僕たちの里はもうここだ」
「このルトフの里が、僕たちを助けてくれた」

○僕たちの魔法
「もっと強ければ里は焼かれなかった 殺し合うだけじゃ何も生まれやしない」
「剣は人を守るためにある 忘れないで人は迷う生き物」
お互い向かい合ってグータッチすると見せかけてダイがフローの手を包み込む→腕ぶつけあって→腕絡ませてくるっと回る
フロー「剣は人を殺す道具だよ。忘れないで」
ダイ「大丈夫!俺にはお前がいる。もしも俺が道を誤った時は、お前が俺を救ってくれる。そうだろ?」
フロー「うん・・・約束する。この身を呈してでも」
にっこり笑う二人。
何回見てもこのシーン泣いてしまう。

○『三つのかまど亭』のテーマ
「ここは『三つのかまど亭』
“1”は独占 “2”は対立で
“3”こそ調和の数字なの
だから竈も三つなのさ」
調和の3を大事にするルトフの里。
もうすぐ子供が生まれるアリーシャとマーナムが双子だったらどうしようって言ってたら、もう一人産めばいいって言ってたのはちょっとびっくりした。そこまで3にこだわるのかって。
賑やかで楽しいかまど亭のシーンだいすきー!
フローリアとエルカのところが特にすき!指揮するエルカかわいい!
マーナムとアリーシャのところは、マーナムを羨望の眼差しで見つめるダイかわいいし、後継者はダイと言われてはしゃぐダイもかわいい
このあたりで、ファンルン登場
観光客と言われて、「観光じゃあない」と言いながら手をひらひら~ってさせるファンルンを真似するフローとダイが毎回かわいかった
パンをエルカフローダイで奪い合うの本当にかわいい。エルカがフローにあーんってしてやっぱりあげなーいってしたあと、ダイもフローにあーんってしてやっぱりあげなーいってして、もういいって感じで拗ねちゃうフローもかわいかった。
○ファンルンの弟子入り志願
ファンルンが滅びの剣のことを持ち出す
ダイ「滅びの剣・・・?」
マーナムに「その名を軽々しく口に出すな」と剣を向けられ、ダイスがいないことに気づき、走ってどこかへ行くファンルン
フロー「いつまでたってもあとをたたないよね、ああいう人」
エルカ「ただの伝説なのにね」

フロー「リューンダイ急ごう!稽古が始まっちゃう!」とわあーとしながら走っていく2人
エルカ「すぐ追いかける!」
パンを持って走っていくんやけど、たまにダイがパン3つ持っててどうするのかと思ったら、一つフローに分けてあげててかわいい。でも2つしか持ってない日もあったな。

○風の里”ルトフ”
二人が走って一角狼座に向かいながら歌う

 

○一角狼座の人々
ウィルトス座長がアドリブでなにわ男子とかはっすんとか丈とか入れてくれるのとても愛を感じた。
曲の途中でフローとダイが到着。遅いと怒られて、お互いを指さしながらこいつが!!と言い訳。
幕にリューン 風の魔法と滅びの剣と表示される
★ここから劇中劇
ガンドラ王(ダイ)の前に現れた盲目の少女(エルカ)

私の目を見えるようにしてほしいとお願いされ、動揺するガンドラ王。そこへ魔法使い(フロー)が現れ、魔法で目が見えるようにしてあげる。人々から感謝される魔法使いに嫉妬したガンドラ王は、魔法使いを殺してしまう。魔法使いを刺した剣は滅びの剣となってしまい、少女や周りにいた人々のことも殺してしまう。風の魔法使いが現れ、ガンドラ王に永遠に生きる(=死ぬことができない)という魔法をかける。
という内容。

劇中劇が始まる前に舞台袖でエルカがダイに緊張してる?と聞いて当たり前だろ!と。フローに手のひらに名前を書いて飲み込むといいらしいよと言われてすぐ実践するダイが素直でかわいい。
エルカがダイに仮面をつけながら、今日の公演が終わったら二人に付き合ってほしい場所があるのと話す。どこ?と言われて、秘密!三人だけの秘密よ。
エルカとダイがスタンバイに行って一人になってから手のひらに名前書いて飲み込むフローかわいい。
ガンドラ王として登場して、ダイが歌うんだけど緊張から音を外してしまう。大阪ではそれがよくわからなかったんだけど刈谷で観たときはわかりやすくなってた気がした。
魔法使いのフロー全体的に動きが美しくてすきだった
ガンドラ王に殺されてしまったあと盲目の少女はさっと捌けて、裏方に回り、紐を引いて花を落とす係になるんだけど、紐を引いてもなぜか花が落ちてこない。それに気づいたダイが舞台上にいる(ガンドラ王に殺されて倒れたままになっている)フローに捌けて手伝うように手でアピール。最初少しずつ横たわったまま移動してたけど、本当にちょっとずつしか進まないから途中から割と大胆にほふく前進してるのめっちゃかわいかった。
フローが紐を引いてもうまくいかず、エルカと二人で引っ張ってみて、やっと落ちてくる。でもタイミングが悪くて、風の魔法使いに花が直撃。
このあたりで劇中劇の最後の曲になって仮面を外すんやけど、汗でびっしょびしょのダイの顔を自分の服で拭いてあげるウィルトス団長。まじで優しい。にこーって笑って顔拭かれているダイ天使。
歌いながら後ろから登場するエルカとフロー。ダイが立ち位置間違えてるのを歌いながら、手で指摘するフローに、あ、うんうんって頷きながら横にそれるダイかわいい
この劇中劇の間にダイス・フローリア・マーナム・アリーシャのシーンあり。その間劇中劇の方は暗転して止まってるんやけど、マーナムが目の前を通っていく時ダイが手を振ってて、怒られてるのかわいかっった。
観に行くと約束していたのに、見に行かなかったダイスに対して、
フローリア「行かなかったの?」
ダイス「風の魔法使い、あの話は好きではない」
フローリア「そうね」

○ダナトリアとキャスヴィルのシーン
ルトフの里を焼き尽くすようにキャスヴィルに指示するダナトリア
蜂の例えがわかるようでわからない
ここに1匹の蜂が入ってきたとする。一番いいのはその蜂を殺さずに逃がすこと。賢いものはそのやり方を知っている。しかし、特別な蜂かもしれない。より頭のいい蜂かもしれない。賢いものはそこが読めない。だから逃さず殺すのが最善というような話。

○かまど亭で一角狼座打ち上げシーン
盛り上がる一角狼座の中にエルカフローダイはいない
そこへ慌てて走ってくるアリーシャ。
フローリアにもっと自分の身体を考えてと注意される
「どうしよう。通過の儀で渡すあの箱がないの!!」
とパニックに。フローリアはエルカが隠し事をしていることに気づいていたので、箱を持ち出したのはエルカだと確信し、エルカを探しに行く。
アリーシャは急に産気づき、皆に見守られ奥の部屋へ。

ファランディーアの泉跡
フロー「ねぇ、エルカどこまで行くの?」
エルカ「ここでいいわ」
あんた男でしょ!しっかりしてよ!って叩かれるフロー・・・
泉跡に到着して、通過の儀でもらう予定の箱を二人に見せるエルカ
エルカ「死んだおばあちゃんが言ってたの。2つの月が同時に満月の時、ファランディーアの泉跡で、箱を開けると魔法が使えるようになるって」
エルカが箱を開けようとするけど開かなくて、ダイに渡す。フローはやめようと止める。
ダイが開けようとするも開かないってところでファンルンが登場
ファンルンは3人が泉跡に到着したときから後ろでスコップ使って掘り起こしてた気がする。
滅びの剣を探していたファンルンに
ダイ「滅びの剣を手に入れてどうするの?」
ファンルン「大学で魔法を学んでいるから研究に使う」
フロー「研究のために使うんだったらいいよ」
ダイ「本物の魔法なんてないって」
フロー「いや、きっとある!魔法使いさえいればこの世界に調和が戻るんだ」
調和が戻るんだで両手を合わせるフロー。その手に合わせてダイが包み込むように両手を合わせるのかわいい。
ファンルン「そのリューンって何?」
エルカ「ただの名前よ」
ファンルン「兄弟か」
フロー「僕らの里の人達はみんなリューンって名前なんだ」
ファンルン「リューン?」イントネーションが違う
フロー・ダイ「リューン!」正しいイントネーションで。手がかわいい。
エルカが箱が開いていることに気付く。箱の中には紙が入っていて、この呪文を3つの声で唱えると書いてある。
エルカ「3人で来て正解だった」
エルカフローダイで呪文を唱えようとして、輪に入れてもらえないファンルン。合図係をやりたいと言い出す
フロー「そんな係いる?」
ここの合図は毎公演アドリブで、方言で言ったりしてた。
千穐楽ではせーーーーーーーーーのってめっちゃ長くて、言い終わったあとエルカ思わず拍手してたし、それにつられてフロー・ダイと客席も拍手してた。
結局ファンルンの合図では言わず、フローのせーの!で呪文を唱える3人。
しばらく待って、
エルカ「何も起こらないじゃない」
ってなるも、
フロー「おかしい。風の音が変わった」
突然、荒れだして泉が蘇り、滅びの剣が登場する。
何かに取り憑かれたように滅びの剣に近づくエルカ。

止めるファンルン
泉に入っていって、滅びの剣を掴むエルカ
ファンルン「抜いちゃだめだー!」
滅びの剣にとり憑かれたエルカがダイにも斬りかかる。剣で応戦するファンルンとダイ。
フローは剣を持たず、エルカの前に立って「僕だよ、リューンフローだよ」と語りかけて、さっきの呪文を歌い始める。するとエルカの手から剣が離れる。その時、フローリアとダイスが泉へ到着。
ダイが滅びの剣に触れようとするとダイスが制止し、黒い布で包む。
ファンルンが匂いに気づき、火事になっていることに気付いたダイが滅びの剣を手に走っていってしまう。

 

○人を殺す正義
里の見張りをしていたマーナムはダナトリアに殺されてしまう。首を切り落とされて、その首を一角狼座の人たちの前に投げ込まれるの本当に辛い。

続々とダナトリアに殺されていく里の人々。
何が狙いなのか聞かれて、滅びの剣と答えたところで
ダイ「それならここにある」と登場
ダナトリアの顔を見てハッとした表情をするダイ
遅れて到着するフローに、
ダイ「覚えてるだろ、こいつらだ!俺達の故郷を、家族を殺したんだ!!」

○血塗られた記憶
フローとダイが自分たちの過去を歌うんだけど本当に歌詞が辛い。
最後「今の僕らはあの日の子供じゃない・・・殺してやる!!」の殺してやるに2人共すごく力を込めて歌ってたの印象的。
ダイは滅びの剣で次々とダナトリア側の人を殺していくんだけど、滅びの剣の力でルトフの里の人々まで殺していってしまう。
○風のレクイエム~reprise
それを止めようとさっきの呪文を歌うフロー。フローの肩を持って、必死に訴えるフローと葛藤しているダイ。
でも後ろからダナトリアが斬りかかってこようとして、結局滅びの剣を手放すことができず、応戦するダイ。ダナトリアの左脚を切り落とす。
アリーシャが出産し、赤ちゃんの声が聞こえてハッとするダイ。
フローとダイの約束が流れ、ダイはどこかへ消えてしまう。

○風の舟
ダイス「あの剣は一度持ってしまったら最後、手から離れることはない。手を切り落とすこともできない。剣の奴隷として目に入る全ての人を殺し続けるしかない」
フロー「助ける方法はないのですか?」
ダイス「残念ながら」
フロー「・・・わかりました。フローリア、ダイス先生、僕がリューンダイを殺してくる」
フローリア「そんなことできるわけない」
フロー「でも約束したんだ!」
一緒に行くと言うエルカと、無事に帰ってきたらダイスの初めての弟子にしてやると言われて一緒に行くことにしたファンルンの3人でダイを探す旅に出る。
ダイスも風の魔法使いを探す旅に出る。ここでフローリアのセリフから、ダイスがガンドラ王で1000年生きていることを知る。
ダイスから魔法の笛を授かるフロー。
風の舟の冒頭で笛を吹くフロー美しすぎる。

ファンルン・フロー・エルカが舟に乗って出てくるんだけど、毎回ファンルンとエルカが舟押して出てくるのがなんか気になった。自分たちで押すのか・・・みたいな。
この曲の時、全キャスト出てくるんだけど、ダイが反対側にいるダナトリアを睨みつけている顔がすごくて。でも途中でハッと前を向いて泣きそうな顔するの切ないし、さっきとの表情の差がすごくて。

死んでしまったマーナムが優しい顔してアリーシャと子供見つめてるのも泣くやつだった。

風の舟は何回聴いても泣いてしまう曲だったなあ〜
血塗られた記憶で「優しかった父も兄も二度と僕を抱いてくれない」って歌ってたフローダイに
風の舟で「キミをもう一度この胸に抱こう」ってルトフの里のみんなが歌うの温かくてやばくない?

 

これで1幕終わりです。