少年たち 青春の光に・・・1幕
遅くなりましたが、少年たちお疲れさまでした~!
自分のために感想を書き残しておきます。
観に行く前に友達からタフウィーズっぽいという話を聞いて、タフウィーズ通ってた自分としては懐かしくて、楽しみな気持ちが増しました。で、観た感想はほんまにタフウィーズでした!とはいえ、そのままというわけではなくて、タフウィーズを今の関ジュ用にアレンジしたような感じだったかな。
冒頭は囚人の日常生活から
起床、ご飯、作業
一人ずつセリフがあって、毎日繰り返す同じ生活に息苦しさを感じてる様子
赤房と青房の囚人たちは対立してて、
赤→心優しくみんなに慕われる大村祐二(大吾)、
手先が器用で金属ゴミを集めてリメイクして、金持ちになるのが夢な鈴村幸作(流星)、
元ボクサーの桜木郷(恭平)、飛田カケル(ニシタク)
青→クールで頭がいい相村潤平(みっちー)、
波多野六郎(斗亜)、落合健太(陸)、戸隠啓司(琉巧)
桜木と潤平が喧嘩して、看守長(コングさん)の指示で赤と青の全員が雑居房に入れられ、看守を殴った桜木のみ独居房へ入れられる。
自転車で初出勤する村田宗次郎(丈くん)
口笛吹きながら、自転車乗って登場するんやけど曲は毎回違って、私が入った回でわかったのはルパン三世だけだった。
今日から頑張る!みたいなセリフの後、時計見て遅刻や!って慌てて自転車乗って花道通ってはけていく。
村田が看守長に挨拶へ行くシーン
看守長に「君か、〇〇〇〇な本庁から来たエリートコースのボンボンは!」
〇〇〇〇もアドリブで毎回違って、「探偵ナイトスクープが好きな~」「毎日11:15からの熱闘甲子園を楽しみにしている~」とかって言ってたかな。熱闘甲子園言われた日は、丈くんにやって笑っちゃってた。
村田の赤と青が対立してるのに、一緒に雑居房に入れて問題ないのですか?に対し、その方が都合がいいというような返事をする看守長。
雑居房のシーン
ちょっとしたことでケンカしそうになるけど、祐二が止めに入り、なんとか収まる。
新入りの柿本拓未(大橋くん)、大田原君麻呂(謙杜)が雑居房へ連れて来られる。
底抜けに明るくて元気な拓未、潔癖症でヘタレなボンボン君麻呂。
そこへ、独居房に入れられていた桜木が帰ってくる。早速ケンカを始める桜木と潤平に、拓未が「お前ら、二人とも弱いなぁ」と間に入る。
拓未「つらい時にこそ笑える人間が一番強い。」ってセリフが印象的。笑っていこうや!って周りを巻き込んで、空気を変えられる拓未すごい。
拓未に促されて、祐二が笑ってみる「こんな風に笑ったの1年ぶりや。」
他の囚人も笑ったり、ケンカしてた桜木と潤平もなんでケンカしとったんやっけ?っていつの間にかケンカおしまい。
祐二と拓未の掃除のシーン
二人でモップがけをしてて、
拓未「祐二みたいな優しいやつがなんでこんなとこにおるん?」
祐二「優しい?僕が?」
少年刑務所へ入ったきっかけを話し始める。
小さい時からオヤジから暴力を受けていたこと(途中からDVから暴力にセリフが変わった?)、同級生からイジメられていたこと、そんな中おかんだけは優しかったこと。
バイト先の人にもイジメられていてお給料が入るとたかられて、全部取られていた。でもある日の給料日、母の日が近かったため花代だけは取っておこうと思い、それだけ避けていたのに、そいつらにそのことを気付かれ、ボコボコに殴られた。それだけなら良かったけど、オカンのことをバカにされたのがどうしても許せなくて、近くにあった包丁を手に取って気が付いたら自分の手が血だらけになっていて、もっと血だらけになって倒れている人たちがいた。
そこまで話したところで、拓未が水切るところが付いてるバケツで、モップの水切りを失敗して(わざと)空気を変えようとする。
祐二「ごめん。こんな重い話して」
拓未「やっぱり祐二は優しいやつやなぁ」
祐二「拓未は変わってるな」
拓未「そうかな?」
作業終了のブザーが鳴る
囚人たちが作業を終えて集団で移動してるところへ村田が現れ、祐二だけここへ残るよう命令する。心配そうな表情で気にかける囚人たちと戸惑う祐二。
二人きりになった村田と祐二
祐二「あの、僕何かしましたか?」
村田「わからないのか?」
祐二「わかりません…」
村田「本当にわからないのか?」
これが何回か繰り返されたあと、回想シーンへ
チビ祐二が泣いてる
チビ村田「元気があればなんでもできる!仲間と一緒で元気満タン」
元気があれば~は顎突き出して、猪木イメージ?仲間と一緒に~も動きがあるけど説明しにくい。
そこで思い出した祐二
祐二「もしかしてむらっち?」
村田「そうや、祐二!なんですぐ気付いてくれへんねん!俺はすぐわかったで!久しぶりやなー!」
祐二「こんなところで会いたくなかったわ、、、」
村田「そうやな、、、でも祐二が出所したらまた昔みたいに遊ぼうや!」
祐二「そんなことできるわけない!囚人と看守じゃ立場が違うんや」
村田「そんなん気にせぇへん」
祐二「立場が上の人間はそうやろうな。とにかくもう話しかけんといて」
といって走り去る祐二。追いかける村田
食事のシーン
作業が終わって、食事へ向かう囚人たち
順番に並んでご飯を受け取ろうとしていたところへ割り込んでくる囚人(赤でも青でもない囚人が数人いる、以下山森たち)に、順番に並べと言う拓未。あいつらはええんやと言って諭されて、しぶしぶ従う。山森たちは親が金持ちで献金しているため優遇されていることを知る。
そんな中看守長がやってきて、
君麻呂「僕の親も金持ちなんです!」
看守長「お前の親に献金のお願いに行ったが断られた。それどころかいないことにしてくれと頼まれた」
親に見捨てられたことを知り、ショックを受けた君麻呂が暴れる。
すぐに君麻呂に寄り添い、慰める拓未。
桜木、潤平が戦闘態勢に入ったところで、俺も混ぜろと入っていく拓未。
喧嘩はせぇへんのちゃうん?
時と場合によるわ!
山森たちや囚人に殴りかかり、潤平と拓未は独居房に入れられる。
潤平と拓未の独居房のシーン
潤平になぜここに来たのか尋ねられる拓未
曲がった事が大嫌いな拓未は、街にいたチンピラを懲らしめるつもりがちょっとやり過ぎてしまった。
潤平は?と聞かれ、
家族(弟)を養うために盗みをやって捕まった
ところで、赤と青は何で対立してるん?
潤平「昔、 トオルってやつがいて、そいつはなんでもできてみんなに慕われてた。リーダーっていったらああいうやつのことをいうんやろうなぁって感じのやつやった。」
拓未「そいつは出所したん?」
潤平「いや、出所することなく死んだんや。
祐二が囚人が入ったあかんところに入ってしまって、それを庇って死んだんや。」
~回想シーン~
看守長「なんであんなところにおったんや?」
祐二「綺麗な花があったので、見に行きました。」
看守長「嘘をつくな。脱獄しようとしてたんだろう!」
祐二「違います!」
そこへ看守がトオルを連れてきて、話があると言っていますと伝えて、中に入る
トオル「祐二にあそこへ行くように頼んだのは僕です。綺麗な花が見えたので、母の日に押し花にして贈ろっかなと思って摘みに行かせました」
看守長「そんなわけないだろう!」
トオル「母の日に花を贈ることがそんなにあかんことですか!」
看守長に殴られ、殺されてしまう
~回想シーン終わり~
潤平「そんなことがあって、対立するようになったんや」
拓未「そんなん祐二悪くないやん!」
潤平「わかってるよ。わかってるけど、このもやもやした気持ちをどこかにぶつけんとやってられへんかったんや。」
雑居房で夢を語るシーン
拓未と潤平が雑居房へ戻ってきて、みんなに夢を聞く拓未
ケーキ屋やりたいとか、鉄くずからアクセサリーとか作って金持ちになりたいとか、海賊王になりたいとかそれぞれ夢を語る。
拓未は誰かええ人見つけて幸せな家庭を築きたい!だったかな。
祐二が、出所したらあの遠くに見える丘でみんなで会おうと提案する。あの丘にトオルも眠ってるって聞いたことがある。
この辺りで祐二はこの雑居房のリーダーやって決まったんやったかな。
そこへ看守長がやってきて、囚人のくせに、いい御身分だなと言いながら数人を殴る。やりすぎです!と止めに入る村田。
村田が、わかってくれる人はいるから耐えてくれと言うと、祐二が「ありがとう、むらっち」と思わずあだ名で呼んでしまう。
むらっち?!→実は小学校の同級生やねん。
拓未がアドリブで「え!運命やん!付き合っちゃえ」みたいなこと言おうとしたのに、噛んでしまってちょっとぐだぐだになった回、面白かったな。
雑居房でのお別れパーティのシーン
潤平の出所が近くなり、みんなで出所祝いのパーティをすることに。
パンケーキ🥞をみんなで食べて、でももちろん実物ではなくて紙で作られたものでしゅんとなるメンバーに、想像で食べれる!って食べたりするのがかわいい。
後ろで村田も微笑みながら見てたり、みんなと一緒に拍手したり、とにかく動きがかわいい、、、
そこへ突然看守長が抜き打ち検査だと言ってやってくる。
潤平のポケットからタバコが発見されて、連れていかれそうになった時、祐二が自分のものだと言って庇う。
看守長に嘘をつくな!お前なわけがないだろうと言われても、魔が差しました。ごめん、間違えて潤平のポケットに入れてしまった。と言って庇う祐二。
庇っているのは明らかやけど、連れていかれる祐二。
看守長から本当のことを言え!庇ってるんだろう!と言われ、殴られても、僕がやりましたと言い続ける祐二。
看守長が一旦部屋を出て、祐二が一人になったところに、拓未たちがやってくる。
大丈夫か?と声を掛け、食べ物を次々投げ入れる。
投げた食べ物がうまく祐二のもとに届いたり、届かなかったりで、血だらけでぐったりしてる祐二を見るのは辛いけど、くすっと笑えるシーンだったなぁ。
拓未たちが去った後、村田がやってきて、大丈夫か?って声を掛ける。
「大丈夫!元気があればなんでもできる!仲間と一緒で元気満タン」とやってみせる祐二。
そこへ看守長が何をやってる!!とやってきて、村田もそこにとどまることは出来ず、その場を去り、また看守長と祐二が二人きりに。
祐二「俺はリーダーやから。幸せな1日やった。」
と話した祐二を看守長が後ろから警棒で絞め殺す。
翌朝、囚人が全員集められ、
看守長「残念ながら、祐二が昨日亡くなった。脱獄しようとしたのでやむを得ず射殺した」
と告げられる。
やり切れない囚人たちはグラウンドを走る。
雑居房のシーン
拓未が祐二のベッドの下から、祐二が書いていたおかんへの手紙を見つける。
「俺、雑居房のリーダーになってん!
早くここを出て、働いておかんに楽させてやりたい。」
みたいな内容。
それを見て、雑居房のみんなは祐二が脱獄するはずがないと確信を持つ。
そこへ村田がやってきて、
「辛いのはわかるが耐えてくれ。俺が責任持って調べる。」と話すが、調べたって祐二は戻ってこぉへんのやで?!と言われてしまう。
「辛いのは俺だって一緒なんや。わかってくれ!」と言って雑居房から出て行く。
怒りを抑えきれず、雑居房から飛び出して行こうとする桜木を止める拓未。
拓未「今、ここで看守殴ってもどうせすぐ取り押さえられておしまいや。村田さんも言ってたやろ?」
桜木「じゃあどうしたらいいんや!」
拓未「俺だって…俺だってなぁ!!!」ここのセリフが本当に辛そうでいつも胸が痛くなった。
拓未「…そうや。脱獄や。みんなで脱獄すれば大問題になる。無理にとは言わんけど、人数は多いほうがいい。」
→みんなで脱獄することを決意する。
ここで1幕終了